2011.03.10

3月10日の記憶

毎年、3月10日は、かつて書いたこの日の記録をふりかえり、
母の忘れられない記憶を思い出します。

3月10日-長い長い60年-/2005年3月10日
https://yo-happy.air-nifty.com/blog/2005/03/post_10.html

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2010.09.09

ぽんことぶんたのポチ袋

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ぽんことぶんた。

3歳から12歳まで一緒に暮らしていたうさぎの兄弟です。
白うさぎが、♂なのに、ぽんこ、と名付けられてしまった兄。
パンダうさぎが、ぶんた。弟。

子うさぎがいっぱい生まれたおうちに母と行って
3歳の私に直感?で選ばれて我が家にやってきた兄弟うさぎ。
小屋は当時家の建て増しで毎日とんてんかんてんしに来ていた
大工の親方が残りの木材で立派な大きな小屋を作ってくれました。

えさやり、みずやり、そうじは、私の仕事でしたが、よくぽっかり忘れたりするので、たぶん、この兄弟うさぎには「またあの子忘れたわよ」(たぶんオネエ言葉)とひそひそ言われていたと思います。

そんな私をみつめる表情がいつも無表情だったのでこんな顔です。

前からよく鉛筆でいたずら描きしたりちょこちょこ描いていました。

「来年うさぎ年だから、うさぎのぽち袋作りません?」
と「かみみの」や「折紙手紙」でお世話になっている岐阜の美濃のメーカーさんシイングさんにお話をいただいて、晴れてポチ袋にしていただきました。

こんな気の抜けた感じでいいのでしょうかってくらい抜けてます。この子たちを商品にしていただくなんて思っても見なかったです。

この兄弟のデザイン(絵?)をシイングさん社内では表情とか特徴をもうすこし変えたりしたらどうだろうと意見があがったそうです。「いえ、このままがいいです。なんせぽんことぶんたは無表情だったんで。」と言ったら、数秒間があって「まあ、そりゃうさぎですからね、、無表情っすよね、、」って苦笑されながらも「わかりました!のぐちさんがこのままでいきたいならそうしましょう!」と言ってくださいました。今でもあのやりとりのあの間を思い出すとにやけてしまいます。わかるんです。そのお気持ち。わたしもかつてはキャラクター業界のど真ん中にいましたから、ファンシーどころのおさえどころなどなどはわかっていて、チップとデールのように特徴を作った方がいいのかもしれませんが、その方程式にはめたくなくて、あくまでもこれは、ぽんことぶんた、なんです。彼らはこんな感じだったんです。わたしの主張をそのまま受け止めてくださったシイングさんに感謝です。あはは。

さらに「これ、二匹いっしょに販売しましょう!」と
<ペアポチ袋>として販売してくださることになりました。
「しっぽのシールつけていいですか?」というのも
「つけちゃいましょう!」と快諾!

紙はシイングさんが選んだ和紙で
奉書紙のなかでもふかふかの
柔らかい風合の紙で仕上がっています。
全体に印刷をかけていますが、
ベタ部分がベタっとしておらず
紙の風合いでゆらいでいる感じが
とても気に入っています。

どこかのショップでみかけたら
どうぞ手にとってみてみていただけたらうれしいです。

+ + +

キリヌキこくばん
等も以前より扱ってくださっている、広島のミネットさんがサイトで詳しく紹介してくださっていました。うれしいな。よかったらご覧ください。

ペアポチ袋(ぽんことぶんた)

ミネットさんのサイトをよくを拝見したら、、
他にもいろいろ取り扱ってくださっているようでした。感謝!

つながるわっか・まる
つながるモビール・とりとりことり
かみふうせん・くも
折紙手紙(喜怒哀楽)


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2010.01.17

父さんの手帳

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今年のお正月、母が古くてボロボロな手帳を出してきました。
それは父の手帳。中にはロシア語がいっぱい書かれていました。
60年も前の手帳です。

そこにはさまれた一枚の紙がありました。

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2008.06.19

誰や何に影響を受けたのか

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Hs2s

大学1年生だったか2年生だった頃(1991年か1992年の頃!)
大学構内の展示室を同じ科の何人かで借りて展示をしたことがあります。
あれが、1番最初に、
<誰に頼まれた訳でもなく作ったモノを人にみていただく>
経験だったように思います。

そんときにつくったのがコレ。(※コレはデータです。)
当時は、まだMacなぞもちろん持っておらず、
B全?B2?だったか、大きな木製パネルに手描きした作品でした。

左右対称のラインは、原始的?に、トレペをつかって
ひっくりかえして、楕円などもその作業を駆使して、、
今じゃMacでちょちょいのちょいってはなんだかどうなんでしょうね。
(いや、今Mac無くなったら大変困りますけれども。)

コレをみると、、まだまだ社会にもまれずまっさらで
興味のままにどんよくに、素直に吸収していて
誰や何に影響を受けていたかを思い出します。
わかる人いるかなあ。
コレみて、ああ、誰の影響受けてるねって。

※データ
先日、大昔のデータから発掘しました。
イラストレーターver.3の頃です。
HDが230MBとかの時代。はー大昔。

大学3年生の時に貯めたバイト代を頭金に
人生初ローンを組んで購入したMac(Centris650!)
でイラストレーターを習得するために
手描きをしていたこの作品を題材にしたものです。
なので、ところどころ、まだラインがたどたどしい感じです。

+ + +

あ!っと、追記です。

そう、その学内展示した頃の、
小平で楽しすぎるアホアホな毎日をいっしょに過ごした仲間のひとり、
現在、イラストレーターで大活躍してるワキサカコウジ氏(あえて氏)。
今、久々に個展してるそうですー。

*wackylog
http://blog.wakisaka.biz/

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2008.05.11

クリスマスローズの種

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クリスマスローズの種がいっぱいはじけました。


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この種は、展覧会の時に頂いた花束からとれました。
15年以上ぶりの中学時代の部活の友達が、
コドモ2人と旦那さんと家族みんなを連れて展覧会にきてくれました。

いつも地元からは遠いところでしか展覧会をしていないので
コドモがいる友達には、来づらいだろうなあ、
いつもDMを送って逆に気をつかわせて迷惑かけてるかなあ、、と
思っていましたが、、みんなで来てくれて感激でした。。

ママのかわりに、小さなおねえちゃんが、
花束にメッセージを書いてきてくれました。
<つ>が逆になっているところがかわいい。ねこもかわいいね。

花束は、お庭でとったお花みたい!わー彼女らしいー!としみじみしました。
中学生の頃から、どこかそういう素朴なかわいらしさを持っていた人なのです。

おねえちゃんといっぱい話したけれど
ほんとはほんとは、むちゃくちゃ久々でなつかしい友とも
いっぱいいっぱい話したかったなあーなんて思っていたら、
その夜、深夜2時頃、彼女から携帯にメールが。
コドモ達が寝てから、書いてくれたんだなあーと思ったら
私もうれしくなってすぐに返信しました。

中学生時代、バスケットボールを3年間いっしょにがんばった友達。
偶然にも彼女も同じ美大の陶芸にすすみ、
大学時代に1年だけ同じ場所に通って、校内で時々話したりしていた友達。

20歳頃からお互いどんなことをしてどんな道にすすんだか
風の噂でしか知らなかったけれど、また再会して交流できるのって
ほんとにほんとにうれしいことだなあとしみじみ思いました。

+ + +

クリスマスローズの種、
つやつやのもあればしわしわのもあるけど、
どれもぜんぶまいてみます。
彼女の庭からうちにやってきた種、
たくさんたくさん芽がでますように。

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2006.09.15

金沢へ:17歳から17年

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金沢コニーズアイでのくーぐー展巡回展が、13日で終了したので撤収しに行ってきました。

撤収の他に、実は私には今年どうしてもやっておきたいことがありまして、、ちょっとお恥ずかしいかもしれませんが、題して "自分のルーツの旅<ふたたび>"でした。

ルーツの旅の第一回目は、17歳の時。父親の転勤先の金沢で生まれた私。2歳には、もう地元の川崎に戻ってきてしまったので、記憶は一切無いのだけど、高校二年の修学旅行が金沢&能登だったので、先生に許可をもらって、自由時間に、自分の生まれた家と病院を見に行ってきたのでした。

それから、17年後の今年、もう一回、金沢行きたいなー生まれたところ見に行ってみたいなーと思っていたら、金沢での巡回展が決まり、バンザーイ!バンザーイ!だったのでした。

そんなごくごく私的イベントに心優しいマスダタミさん(くーぐー展主催コド・モノ・コトの)は、おつきあいくださって、車で連れて行ってくれました。感謝感激雨霰。

母の<○が丘の○○高校のグランドの横>という曖昧な記憶だけを頼りに、ここかな〜あそこかな〜とぐるっと、その高校のまわりをまわってもらいました。

当時、小学生だった兄二人が、家の前の高校のグランドの金網の穴からよく侵入していたそうです。そしてずうずうしく柔道部にまじって稽古つけてもらっていたんだそうです。(というか優しい高校生の柔道部員が遊んでくれていたのでしょうね。)そんなエピソードを聞いた事があったので、夕暮れ時の金網を見たら、小さい兄達がうれしそうに穴をくぐる様子が目にみえたような気持ちがしました。

もう一個わがままを言って、自分の生まれた病院の前も通りすぎてもらいました。その病院は、平和町というところにありました。単純な私は、平和な町で生まれたのかーとうれしくなりました。二人で窓をあけて「平和町の空気吸っておこう!」と深呼吸してきました。

17歳から17年後のルーツの旅。ただその場所に行けた、ということが、ぽやんと幸せな気持ちになるのは、17歳も34歳も一緒でした。

+ + +

そして、展示の最終日のコニーズアイへ向かい、小沼ともやすさん(くーぐー展に参加されている)と合流。コニーズアイの小西さんに「くろ屋」という美味しいお店を教えていただき、北陸の夜を堪能しました。美味しいお刺身、梅貝、白エビの唐揚げ、加賀野菜天、などなど、思い出すだけでもよだれがでちゃいます。。とくにほくほくの赤い南瓜。。

お酒がどんどんすすんじゃって、生ビール2杯の後に、3人で5種類の日本酒をのんじゃいました。
いっぱいいっぱいいい話を聞かせてもらったのに、あー楽しかったなあーっというおおまかな記憶しか残っていません。はは。。まだまだいけるでしょ、と言われましたが、あれが限界だったようです。次の日、やや二日酔いでしたから、、(笑)。
あ、でも無事撤収はしてまいりました。

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2006.08.27

夏休み車ショー

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GDPに行ったはずなのですが。はは。

いいですねえ。この時代の車は。愛嬌のある顔ばかり。
赤ランプがほっぺたみたいです。
MAZDAのこのクーペのランプの形、たれ目みたいで面白いです。
それと、この時代の各社のマークがいい。
MAZDAのmとか、たまりません。ダットサン・サニーのSも
なかなか。ホンダやスバルも今より野暮ったい感じがいいです。

昔のカタログとか車雑誌とかも展示されててもえました。
スバル360のカタログとか欲しいーー。
「モーターマガジン」の表紙もいかしてます。
ホイールと本体が同じ色にしてるのとかおもちゃみたいです。

+ + +

スバル360は本当にかわいいです。
昔々、我が家にこのかわいいやつがおりました。
8歳はなれた兄がある日買ってきた赤いスバル360。
のせてほしくてのせてほしくて。。
兄はしぶしぶ、渋谷や原宿まで連れて行ってくれました。
そして、現在タワレコがあるところの十字路でエンスト。。
通りがかりのおじさんも手伝って押してもらったりしました。。
そのおんぼろぶりがまたかわいい車でした。

その頃、兄は将来自分に子供が生まれたら
男なら「昴」女なら「富士重子」にすると言っていました。。
よかった、おいっこで。。(でも昴じゃないけど。)

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2006.07.23

ちょっと凹日記。ごめんなさい。

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2006.07.21

続・足の指

Ashinoyubi

たまーに、アクセス解析の検索キーワードのランキングを
みてみると、なぜそのキーワードでココに辿り着いたのかしら???
と思う結果が出たりするのだけど、
先週、このblogに辿り着いた検索キーワードで最も多かったのは
<足の指が短い>でした(笑)。

この「足の指」という日記がひっかかるみたい(笑)。

それでは、ごくごく一部の方のご要望におこたえして?
最新の写真をのせてみよーと思います。

足の指が短くてお悩みの方、短かったら短かったで、
このよーに遊んじゃえばいいのです。はい。
ぜひお試しあれ。

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2006.05.04

エチオピアの風

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が、吹かなかった!

+ + +

先日の展示でお世話になった
吉祥寺のモノギャラリーのオーナーさんが
何度か美味しい珈琲を出してくださった。
必ず、沖縄の黒砂糖を添えて。(※写真左)
珈琲と一緒にいただくとものすごく美味しかった。

私はブラックが飲めないはずなのに、
ミルクを入れずにごくごく飲んでしまった。

感激して、そのコトを話すと
あなたは珈琲道をステップアップしましたね。って。
次は、銘柄にこだわりはじめるでしょう。
そして、次は、国にこだわりはじめるでしょう。
そして、最後は、私のように、この珈琲を飲む度に
「ああ、エチオピアの風が吹いてきた。」
と言ってしまうのですって!

昨日、喫茶店で珈琲を頼む時、エチオピアの豆にしてみた。
で、さっそく、オーナーの真似をして、風を感じる気満々
だったのだが、いつものくせでミルクを入れてしまった。。

カップを口に持っていったところで気づき、
うわっなにやっとんねん、と、ひとり、のりつっこみ。。

修行が足りないな。
多分、ミルクを入れてなかったとしても
風を感じるには、人生経験が足らないかも。

珈琲道は、まだまだこれからだね。

+ + +

ちなみに、入った喫茶店は・・・

cafe use

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