10月16日(日)板橋区民まつり・絵本のまちひろば・クリエーターズマーケット









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菊本るり子 作
のぐちようこ 絵
出版:あかね書房
定価:1,050円 (本体1,000円+税)/小学校低学年以上
判型:A5横変型判/ページ数:32ページ/
ISBN978-4-251-09856-6/NDC913
初版:2012年3月(3/23発売)
*詳細はあかね書房ページをご覧ください
思いがけないうれしいご縁があって
はじめて絵本の絵を描かせていただきました。
東京都の小学校で音楽を教えていらっしゃって、子どもたちと2003年から緑のカーテンづくりをされている、菊本るり子先生による、ゴーヤの<みどりのカーテン>の絵本です。
先生の子どもたちへ語りかけるようなことばがとても優しく心に響きます。<緑のカーテンの涼しさの秘密や、育て方のポイント、心地よさを、小学校低学年の子どもたちにも伝わるように書きました。 >とご自身のblogにて綴っていらっしゃいます。巻末に<育て方のコツ>もとてもわかりやすく載っていますのでぜひぜひ。
+ + +
今回は、純粋に「絵」の担当です。<のぐちようこ 絵>とあります。そして奥付には<画家 のぐちようこ>とあります。画家!初めて肩書きに<家>がついた〜〜!と大興奮。
なのですが、なんだかデザイナー魂!?がどこかうずいてしまいまして、、(笑)
表紙をタテにも・・・
表紙をヨコにも・・・
<みどりのカーテン>がどんどんつながってどんどんひろがっていくような絵(デザイン)にさせていただきました:)
自分の手元にあるのは、一冊の絵本だったとしても、どこかのだれかと<みどりのカーテン>がどんどんタテにもヨコにもつながってひろがっていくような、、そんな想像をするとなんだか楽しくなってきます。
書店店頭などで見かけましたら、ぜひぜひつなげてみてください:)
+ + +
ぱたぱたぱた・・・
ちょうちょ、ちょうちょ、ゴーヤにと・ま・れ♪(ひとり遊び、、)
あかね書房の編集の木内さんが、完成した絵本を届けに来てくださった時に、「絵本に出てくるちょうちょにそっくりだったので♪」とかわいい落雁のちょうちょをお土産にもってきてくださいました:)
絵本の絵の実績もなーんもないわたしにご依頼くださったのが、この編集の木内さん。本当に感謝感謝です。
きっかけは、昨年、社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)他、数団体による、東日本大震災 被災地支援活動「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」にご協力させていただいたこと。その「だいじょうぶだよセット」のえほんのたいようくんのマークを実際に被災地で絵本の仕分けに行っていらした、あかね書房の木内さんが見てくださり、何かを感じてくださり、わざわざ会いにきてくださったことでした。
このゴーヤの絵本もこの本1冊につき100円が、
「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクトに寄付されます。
*詳しくはあかね書房のページをご覧ください。
ゴーヤのみどりのカーテンがどんどんひろがってそだっていくように、この絵本も一冊一冊が被災地支援につながってひろがっていくことを心から願います。
関わらせていただきほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
+ + +
おおきなおおきな『おべんとう●▲■』のエホンができました。こちらはながらくずっとずっとお待ちいただいていたもので、ちょこっと大げさにいいますと世界に1冊だけのものなのです。
上の写真の手前にあるのが、手のひらサイズのオリジナル版。こちらを制作・発表したのは、2008年のコド・モノ・コトの展覧会『エホン・ミホン・テホン』展でした。
*三冊あるうちの一冊の詳細はコチラ
*展覧会で遊んでくれている様子その1はコチラ
*展覧会で遊んでくれている様子その2はコチラ
*展覧会で遊んでくれている様子その3はコチラ
発表時も半手製本で、受注生産で数量限定で発売をさせていただいていました。その後、少数でもいいから量産ができないものか、いろいろ模索して見積もりなどもとったりしていたのですが、なかなか到達できず。そんななか、えいっとその量産にむかってのトロトロおそい進行に喝をいれるきっかけを欲していたところ、2010年の2月に行われたtray主催の『イラボンテン』に声をかけていただき参加させてもらったのでした。
そこに足を運んでくださり、『おべんとう●▲■』のエホンをみて気に入ってくださって、4月頃にお会いしたのが、新潟県糸魚川にて、絵本の読み聞かせの会・糸魚川地区公民館家庭教育学級(はらぺこあおむし)の活動をなさっている、朝日仁美さんでした。
ご依頼の内容は、『おべんとう●▲■』のエホンを10ヶ月健診のおかあさんと赤ちゃんに向けた読み聞かせの会でぜひ読みたいと言ってくださったのでした。
オリジナルのサイズは、小さい子も持ち運びができて、外出の時におかあさんのかばんにポンと入れられて、それと、親と子で、兄弟で、友達と、といった、だれかとだれか、2人で読むことを想定したサイズでした。
今回のご依頼のサイズは、何組かのおかあさんと赤ちゃんに向けて読むサイズということで、もっともっとおおきなおおきなサイズということでした。
ちいさいオリジナル版の量産もままならないままだというのに、そういうことは棚にあげて(わたしのほんと悪い癖。。)朝日さんのご依頼に、うれしい!おもしろそう!つくってみたい!とすぐにお返事をさせていただいたのですが、、、そこからがまた長い長い道のりとなってしまいました。(ああ〜ほんとにごめんなさいっっ!)
新たに少し変更も加えました。
活動のお仲間がだれがよんでもすぐにわかるように「こたえ」もつけることになりました。
タイトル、作者名も入れて欲しいとリクエストをいただいたので、ゴムにつける●▲■のタグの部分に入れることにしました。
おべんとうの中味の一部も朝日さんと話して変更をしたりもしました。
オリジナル版はとても厚い紙をおべんとうの形にすべてつながった状態でカットしてあり、大きい版の場合は紙の大きさや予算との兼ね合いで単純に大きくしてつながった状態で抜くことはとても難しかったので、そのあたりをクリアしていくのが難関でした。試作を重ねて可能な限りの厚さを選び、なんとか強度を持たせつつきれいにつなぐことができました。
全部、じゃばらをぱらぱらぱら〜〜っと広げると2m弱になる大きさです。
なんとも食べがいのあるビッグサイズです。もう満腹間違いなしです。
何回か試作をしてお送りして意見を戻してもらったりしながら、、ずっとずっとお待たせしつづけて1年以上、つい先日、やっとお届けできたその日の午後が、その最初におっしゃっていた<10ヶ月健診の日>だったとのことで、さっそく読み聞かせをしてくださったのだそうです♪
そのお話をきいて、脱力しました。うれしい〜。これからもたくさんのおかあさんとあかちゃんに楽しんでいただけたらありがたいです!素敵な機会を作ってくださり、はらぺこあおむしの朝日さん、みなさんには感謝感謝です。ありがとうございました。
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*「おべんとう●▲■」のエホンにつきまして
いまも時々、ご注文やお問い合わせいただいて、本当にありがたい限りなのですが、オリジナル版もこちらの大きい版も製作は現在はお受けしておりません。いつの日か量産ができるようになりましたら、きちんとwebにてご報告させていただきます!
愛読していた新潮社『旅』が最終号とのこと。
とてもとてもさびしいです。
そんな大好きな雑誌に以前、これまで旅先や外出先などで撮りためた
「いいかお」について取材をしていただいたことがありました。
その際に、新潮社の社内の「いいかお」探しの旅に
編集のSさんがすみからすみまで連れていってくださいました:)
本当にいい思い出です。感謝。
そして、実は、今最終号のひとつ前の
2012年1月号の158ページからの
「旅にてぬぐいいかがでしょうか」という特集にて
てぬコレのてぬぐいを取り上げていただいており
私のてぬぐい「ぼんぼりゆらり」も紹介してくださいました。
こちらの特集では、
谷川俊太郎さんが、てぬぐいについての詩を
書き下ろしていらっしゃるのです。
もう感激のあまり、読む版/永久保存版/切り取り保存版
と3冊も買ってしまいましたヨ!!!
友人・知人から「載っていたよ!」と連絡もいっぱいあり
ほんとに愛されている雑誌だなあ〜と思いました。
またいつか復刊されることを願いますー。
これまでたくさんのすてきな「旅」をありがとうございました!
+ + +
新潮社『旅』
のサイトのバックナンバーのページにて
最終号と一つ前の1月号が購入できます。
→https://www.shinchosha.co.jp/ssl/tabi/order/
PETER RABBIT 世界でいちばん愛されるうさぎ
(e-MOOK 宝島社ブランドムック)
8/9発売のこちらの本の「クリエイターがつくるピーターラビットのリトルプレス」というページの企画に参加させていただきました。
ビアトリクス・ポターさんは、絵やおはなしだけではなく、ブックデザイン/装丁にとてもこだわりがあったそうです。出版社から出版される前に私家版も作られていたそう。(詳しくはこちらの本にいっぱい書いてあります。とても興味深く面白いです。)
最初お話をいただいたとき、これまでリトルプレスといえるようなものをちゃんと作ったことがないのでお受けしてよいのだろうか?!と不安に思ったのです。お声かけていただいた編集の方とお会いした際、webで「おべんとう◯△□」を見て依頼することを決めてくださったと聞いてうれしかったのと同時にほっとしました。「おべんとう◯△□」みたいにとらえて大丈夫ですよ、と言っていただいたのでそしたらやらせていただいても大丈夫かなあと。
そんなこんなで、また、エホンとオモチャの間みたいなエホンなのかも。だれかとだれかがいっしょに読む様子を思い浮かべて「ピーターのおうちはどこかな〜」と話かけあったりしながらピーターのすむもみの木をそっとのぞきこむようにおはなしの世界に入っていったら楽しいかなーーともわもわ想像して、もみの木のカタチのエホンを作りました。
一見読みにくそうですが、ちゃんとビアトリクスさまにならって小さな子の手の平でよみやすい大きさを意識しましたです。でも、うっかりすると、ばらばらばら〜〜っと広がります。蛇腹なので。ピーターの毎日ってそんな感じだよなーって思って、うっかりすると大変なことになる感じにしておきました。フロプシーやモプシーやカトンテールみたいないいこはきちんと読めるとおもいますが、ピーターみたいな子には「わー!もー!よみづらい!」って文句言われそうです。あはは。
お話いただいたその日から、ピーターラビットのおうちはおおきなもみの木のしたにある♪の、大貫妙子さんの「ピーターラビットとわたし」を口ずさみながら浮かれていたから、こういう一冊になったともいえます♪
他のクリエイターのみなさまというのは、わたしも大好きな美篶堂さん、今回このようなすてきな機会をくださったBOOKLUCKさん、大阪で活動されているprideli graphic labさんといった方々でした。さすがそれぞれの製本、エディトリアル等のプロフェッショナルな1冊をつくられていて、どれもじっくり手にとって拝見してみたくなりました:)
よかったらぜひ書店でお手にとってみてください。
至光社「こどものせかい」8月号
に一緒に配布される別冊「にじのひろば」に寄稿させていただきました。
http://www.ehon-artbook.com/world/index.html
テーマは「大切」でした。
いろいろと起こった春先の頃の気持ちを自分なりのことばで綴らせていただきました。デザインでもなく絵でもなく、文章をご依頼いただくことは、自分の中のことばとじっくり向き合う時間をいただいているようでとても感謝しています。
今年のBOLOGNA CHILDREN'S BOOK FAIR*
は、2011年3月28日~31日
ということで今日から始まっています。
今年、うちの母が30年以上活動をしている
ぐるーぷ・もこもこ
(主として障害をもつ子どもたちに布のえほん・おもちゃを届ける活動)
の布の絵本、のぐちみつよ・さく「おでかけブー!」
がIBBY障害児図書資料センター推薦図書*
に決まりましてボローニャ国際ブックフェアにて紹介されているんです。
詳細:http://www.jbby.org/news/index.html?c=4#76
このブー!さんたちは、鼻のところを押すとブー!となります。
かぞくみんなで車にのってブー!ブー!にぎやかにおでかけします:)
絵本が大好きな母の口から
よく小さい頃から聞いていたボローニャという地名、
いつしかいつか行きたい場所になっていたのが
フリーになって次の年ようやく夢だったボローニャへ一人旅をしてきました。
その時に次にくるときはわたしも絵本が作れていたらいいなあ、
入選できたらいいなあ、な〜んて思ったままはや6年たっちゃいました。
そんなダメダメな自分は棚にあげつつ、
せっかく母の作品が展示されているというので、
その様子をわくわくと母といっしょに見に行ければ
よかったのですが、なかなか現実は難しく、かないませんでした。
残念ですが、
あのブーさんたちが多くの人たちこどもたちに
ブー!ブー!と鼻を鳴らされて楽しんでもらっていることを
想像してにやにやしておきます。
もし今ボローニャに行っている方がいらっしゃったら
ぜひ、ブーさんたちに会ってきてあげてください。
+ + +
*ボローニャのブックフェアのことは
下記の板橋区立美術館のページに詳しく紹介されています。
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/bologna/index.html
*IBBYとはこちらのページに説明があります。
http://www.jbby.org/ibby/index.html
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IBBYは、1953年にスイスのチューリッヒで設立された
国際児童図書評議会
(International Board on Books for Young People)の略称です。
IBBYは、子どもと子どもの本に関わる
すべてのひとをつなぐ世界的ネットワークとして、
現在本部をスイスのバーゼルに置いて活動しています。
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