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2011.05.24

だいじょうぶだよの本の太陽さん+おでかけブー!の続報

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4月のことになりますが、社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)他、数団体による、東日本大震災 被災地支援活動「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」にご協力させていただきました。

こちらのプロジェクトでは、本を通して子どもと大人が一緒に遊べるような「だいじょうぶだよ、たくさんあそんでねセット」を被災地に届けているそうです。レポートを拝見すると、<布の絵本やボードブックなど、バリアフリー図書のニードに応じる10冊ほどの本に、布の遊具や文房具を添えた小さなセットを、福島の小児科の先生たちと協働して子どもたちの元へ運びました。>とのこと。主に、被災地の病院の小児科等へ送られているようです。

きっかけは、JBBYの方から、母、のぐちみつよの布の絵本や遊具を制作するボランティア活動「ぐるーぷ・もこもこ」へ震災後すぐに遊具の制作のご依頼があったことでした。そのことを母から電話で聞き、現地でその遊びの場の看板や目印に使ってもらえたらと黒板等がお役にたてるようだったら私からも送付したいとご連絡させていただきましたところ、モノのデザインの仕事をしているということで、その被災地へ本を送る段ボール箱、または、布製のバックについてご相談をいただきました。

一回に入れる本の量をお聞きして、また運搬用としての開けたら廃棄するものではなく、被災地で本を入れて持ち運んだり、そのまま保管用のボックスとなるような形状がよいとのことで、いくつか段ボール販売メーカーサイトをみて、手持ち部分のついたダンボール箱をみつけご提案いたしました。*こちらに写真

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そのボックスに貼るステッカーも作成させていただきました。ぱっとみて「本が入っている」とわかるよう本のカタチにしました。また、事前に入れてくださいとお願いがありました「だいじょうぶだよ、たくさんあそんでね」という文言にあわせて<手を大きく広げている、本の太陽さん>を描いてみました。家族にみせましたら<こどもが大きく手を広げてるのを真上から見ているみたいにも見える>とも。そんな風にのびのびとあそんでもらえたら、そして、太陽さんと目があって、にっとなってもらえたら、うれしいなあ、、と思いをこめて描きました。

+ + +

少し前に書きましたが、IBBY障害児図書資料センター推薦図書となったご縁により、JBBYさんより、母に制作のご相談がありました。

ずっとblogに掲載させていただこうと思っていたのに遅くなってしまいましたが、今年の春、ボローニャ国際ブックフェアにて母の布の絵本「おでかけブー!」を紹介して頂いている様子を、アートセラピーワークショップの活動をされているあかつきさんにご依頼をして撮影してきていただきました!!!できることならわたしも飛んでいってみにいきたかったのですが、叶わなかったので無理をいってお願い致しました!ありがとうございましたーー!!!(絵本作家の岡村志満子さんに、あかつきさんをご紹介していただきました!!感謝!!)

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こちらはボローニャのフィエラの入り口!

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IBBYのブース!

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その中央の奥の棚に・・・

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「おでかけブー!」


JBBYさんよりご連絡をいただいたのですが、5月25日(水)の毎日新聞朝刊「本はともだち」コーナーに「おでかけブー!」が、IBBY推薦図書になったことが、記事として取り上げていただいている予定だそうです。

こちらのIBBYの展示は、各国を巡回して、来春に、日本でも展示がされるそうです。いろんな国をおでかけしてきたブーちゃん家族に会えるのが今からとても楽しみです!

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