紙を楽しむ時間
大学時代に毎年、分厚い紙の本をもらっていました。
竹尾の紙の見本帖。
その本を使いながら、紙の授業がありました。
特別講師として原研哉さんがいらっしゃって
ご自身のデザインワークをみせてくださいました。
その美しいポスターにいたく感動した私は、
同じく感動していた友達のすがちゃんと2人で、
そのポスターください!と思い切って
授業終了後に先生にかけよって聞いてみました。
「それでは、後日、竹尾にとりにきてください。」
と快くお願いを聞いてくださり、2人で飛び上がって喜びました。
先日、偶然、竹尾の見本帖本店に寄った際、
そんなことを思い出して、このポスターを引っ張り出してみました。
+ + +
見本帖本店は、レコード屋さんでレコードを見るように、
紙の見本が並べられていて、白/黄色/赤/青...と
同じ色でも紙によって発色が違ったり、模様が違ったり、
しばらく興奮してその場を離れられませんでした。
まわりを囲んでいるストックの入った引出しがまた、たまりません。
下から天井まで引出しで、そこには、紙のナンバリングがされています。
あの白い空間自体がアートです。
Jean-Pierre Raynaudの白いタイルの空間が好きな人は
もれなく癒されると思います。
(神戸屋でも癒される私はお手軽すぎですかね。)
+ + +
3枚気に入った紙を買いました。
紙自体ももちろんかわいいのですが、
ジャケ買いならぬ、名前買い。
その3枚はコチラ。
キューブを開くとじゃばらになるポストカード立てと
ゴムのついたタグも美味しそうなカラーリングで
ウィンドウ越しに通りに向けて、かわいくディスプレイされていて、
(しかもとても良心的なお値段!)うれしくなって買ってしまいました。
最後の写真は、レジ横においてあった、DM。
組み立てることはできないけど、箱を連想させる形。
なんてかわいいアイデアでしょう。
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竹尾の見本帖本店。
またこんどゆっくり行きたいと思います。
青山見本帖にも行ってみたいと思います。
お気に入りの場所が増えるのは楽しいですね。
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