絵とカレーの日曜日
本日は、後輩からお誘いがあり、いわさきちひろ美術館へいってきた。
あまりに小さい頃から普通に目にしてきた作家さんなので、好きとか嫌いとか考えたこともなく、こういうきっかけがないと訪れなかったかも。
実は、一枚の絵をみて、自分の幼少の頃の思い出とだぶってしまいつい涙腺が、、。
それは、カーテンの中にくるくるくるまって顔を出している女の子の絵。
カーテンの中にくるくるくるまう、という事は、多くの人が遊んだことがあると思う。でも私にとっては、それは、遊びではなくて、どうしようもなくつらい時の逃げる場所だった。
いつもは、しくしくしているだけだったけど、あるとき、悲しみが爆発してしまったことがあり、声をあげてうぉんうぉん泣いた事があった。その声をききつけて、部屋に入ってきた母親が、私の泣いている理由をきいて、カーテンの上からぎゅーっと抱きしめてくれた。カーテンの上から母に包まれた私は、安心感からさらに一際大きな声で泣き、気がすみ、やっとカーテンから出た。
絵をみて一瞬のうちにその時の気持ちが蘇り、泣けてしまったのだ。
絵や音楽というのは、ふいにそういう事が起きたりするからすごい。
企画展の写真家の長倉洋海さんという方の写真も良かった。
また機会があったらぜひ見てみたい。
美術館を出て、荻窪で懐かしい友人が合流。彼女オススメの「トマト」というカレー屋さんへいき、久々に近況を聞いたり、会社の話をしたり、楽しい&美味しい時間。 私の半年前くらいに会社をやめた彼女。会うのは1年半ぶりくらいだけど、変わっていたのは、前髪ができたってことくらい:)相変わらずたんたんとしてていい感じだった。
その後、1人、新宿へ。
今日が最終日の知人の個展にギリギリセーフで到着。偶然仲良しの後輩が居合わせて一緒に見た。
彼のイラストはとてもかわいい。これからガシガシ活躍してもらいたいな〜
家に帰ると、北海道出張の多い夫Bがスープカレーを研究中。野菜が丸ごとゴロゴロ入ったスープカレーをつくってくれていた。まさかカレー食べてきた、とは言えず、、ありがたくいただいた。
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