浅草橋

昨日は一日中、浅草橋を歩き回りました。
母のちくちくの材料のフェルトやリボンやあれやこれやの買い出しの付き合いで。私がひそかに（？）進めているちくちくプロジェクトの相談もかねて。相談っていっても、喫茶店でこれは材料費がこれだけかかってて、副資材を入れるとこれくらいで、制作費をこうすると、、ポチ、ポチ、ポチ、どうだ！「ありゃ〜高いね〜！これじゃ誰も買えないね。はははは〜」とかそんなのんきなやりとりで前に進んでいるんだかなんだか。
薄利多売、ブームにのって、せっせとモノをつくる世界に数年間、身を投じてきた私としては、「手作りのものに値段をつける」という時に、その妥当な値段がさっぱりわかりません。母の作品をたくさん売ってもうけたい、な〜んてことは一切思っていません。これらの作品を愛しいと思ってくれる人に大事に手元に置いてもらいたい、その機会を増やしたいと思っているだけです。でもそうする場を持てた時どうしても「値段」というものは高くなってしまいます。難しい、、けど、一度トライしてみようと思っています。あまり肩肘はらずに私に出来ることを少しづつ。

写真は、通りがかった、お祭りのちょうちん屋さんやヨーヨー屋さん。あ〜このまんまるい風船に名入れ（絵入れ？）したい：）
江戸っ子の母と歩くと、このお寺さんは戦争で一度焼けちゃってねえ〜とか、この桃の木は戦火で一度枯れちゃったんだけど、また復活してねえ〜とか、昔話が始まってしまいます。こういうの覚えて語り継がなくちゃいけないのかもしれないけど、すみません、右から左〜、馬の耳に念仏です。